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ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本ニュースをまとめたものです。
開幕戦、劇的同点弾でドロー!
ついに2010年シーズンが開幕、ロアッソ熊本はホームでジェフユナイテッド千葉と対戦、J1昇格最有力候補とも言われるジェフ相手に市村の劇的な同点弾でドローに持ち込みました! 勝利にも等しいドローといえるのではないでしょうか。終わってみれば高木監督のプランが見事に当たった試合だったのではないかと思います。
今日の熊本は雨は降らなかったものの12度前後の肌寒い一日。風もありスタジアムは寒かったのですが、一般開場1時間前でもすでに長蛇の列が出来ていました。場外にもスタグルメが出ており、そのうちタレ無し餃子を食べてみましたが、これはかなり美味しかったですね。シーズンシートの先行入場が始まる頃にはシーズンシートの列だけで300人ほどいたでしょうか。ここまでシーズンシートの列が並んでいるのは初めて見ました。ちなみに観客数は9101人。1万人には届かなかったものの、ホーム開幕戦としては過去最多。そして今年のJ2開幕節では全試合中で最多人数でした。 入場後はスタグルメをチェックしていましたが、数も増えているようでとにかく美味しそうなものが盛りだくさん。そのほか、いろいろ気が付いたこともありますが、それはまた後で書きたいと思います。とりあえず、下の写真だけ載せておきます。 スタジアム内では電光掲示板がグレードアップしており、見やすくなっていました。また、DJコバもノリノリでしたね。選手紹介もうまくいったと思います。両サポーターへの煽りは何回も行われました(^^;。 試合
さて、試合ですが、先発は水曜日に行われた練習試合の最初の組と同じでした。GKが南、センターバックが矢野と福王、右サイドバック市村、左サイドバック筑城。中盤がボランチに原田拓と吉井。中盤左に西森、中盤右に宇留野。FWが井畑と松橋(松橋はメンバー表ではMF)。藤田も西もサブというスタメンでした。
これを見たときに、おそらく、前半は守備的に行って、後半藤田や西など攻撃的選手を投入し、勝負に出るという感じなのではないかと予想しましたが、前半はまさにその通りで守備的な布陣を敷いていました。攻めるときでもある程度の人数を残し、CKの守備では全員で守るという形です。ただ、立ち上がりには結構チャンスもありました。 前半はジェフの攻撃もしのぎ0−0で終了。これはプラン通りだと思います。前半うまく行かなかった千葉は後半10分に倉田秋を投入。これが効果的でした。倉田のスピードに切り裂かれ、次第に劣勢に。そして後半15分にはその倉田に決められ先制を許してしまいます。 そこから高木監督は攻撃のカードを次々に投入します。まずは22分に西森に代え西、31分に宇留野に代え山内、そして37分には井畑に代え藤田です。これにより徐々に流れが熊本に傾き出します。ただ、西からのパスで大チャンスを向かえた藤田が決められなかったりと、なかなかフィニッシュがうまくいきません。 ロスタイムに入り4分の時間もかなり少なくなって、このまま敗戦かと思われたときでした。西のパスから市村! ここは見事に決めます! まさかの同点弾に場内はものすごい歓声、そして選手やスタッフも大喜びでした。残りは30秒ほどしかなく試合終了。熊本サポーターの拍手とジェフサポーターのブーイングが入り乱れました。 開幕をいい形で
起死回生の同点弾で昇格候補のジェフ相手にドローで開幕戦を発進出来たということは、熊本にとってはかなりいい結果ではないかと思います。高木監督のプランも見事にはまりました。思えば「残り15分での得点」ということを高木監督は就任時より口にしており、これが初戦から実現できたことになります。そして劇的な試合は何よりも嬉しいですね。
次の試合はアウェイ・東京ヴェルディ戦。3/14(日曜)13時キックオフです。 |