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えがお健康スタジアム(KKウィング)概要
熊本県民総合運動公園・陸上競技場「えがお健康スタジアム」(旧愛称:うまかな・よかなスタジアム、うまスタ、KKWING)は熊本が誇る3万人規模の巨大スタジアムです。ここでは2002年ワールドカップの時にはベルギー代表もキャンプをはり、2005年にはU-20、U-18の日本代表戦も行われています。2009年1月20日は日本代表(A代表)の国際Aマッチ公式戦が行われ、三万人を越える観客が入りました(アジアカップ最終予選 vsイエメン)。J1ライセンスもクリアしています。
2013年からはネーミングライツにより愛称がKKウィングから「うまかな・よかなスタジアム」に変わり、2017年には「えがお健康スタジアム」に変わりました。 バックスタンド中央(中段)から見たメインスタンド ホーム・ゴール裏メイン寄り(中段)から見た光景 メインスタンドホーム寄り(中段)から見たバックスタンド ロアッソ熊本のホームとなってからは日本一のスタジアムグルメを目指そうということでさまざまなお店が出店しています。 熊本地震の影響
2016年4月14日の熊本地震の発生により、このスタジアムは支援物資の集積所として利用され、ロアッソ熊本ホーム試合はいったん中止になりました。ロアッソ熊本はその後リーグ戦に復帰したものの、地元での開催はできず、日立柏サッカー場やノエビアスタジアム神戸、鳥栖スタジアムなど県外でのホーム試合開催を行いました。
2016年7月3日のセレッソ大阪戦でようやくこのスタジアムでのホーム戦が再開になりましたが、安全点検の終わったメインスタンドのみでの開催でした。2016年8月31日からゴール裏が使用できるようになりましたが、翌シーズンの開幕戦(2017年2月26日)の時点でもバックスタンドは閉鎖されたままでした。 2017年4月29日の横浜FC戦よりようやく全スタンドが使用可能になりました。 データ場所免許センターの近くです。 アクセス自家用車駐車場はありますので車で行けます。免許センターに行かれたことがある方はわかると思います。その隣です。具体的には産業道路を保田窪交差点に向かってすすみ、国体道路に出て旧免許センターも越えてずっとまっすぐすすめば、巨大なスタジアムが見えるのでわかると思います。地図はこちら 駐車場は運動公園のメイン駐車場があります。無料です。1000台以上駐車可能ですが、他の施設利用者もいらっしゃいますので停めるのが難しいときもあります。また、ロアッソ熊本の試合では臨時の駐車場が運動公園内に設けられることがあります。ただし、近くの熊本木材工業団地には2023年から停められなくなりました。 また、パークドームの駐車場もロアッソの観戦での駐車は入れないように警備員が居る場合があります。免許センターが隣にありますが、ここの駐車場も許可されたとき以外は使用できません。使用できる場合には公式で告知があります。 駐車ができないことはあまりありませんでしが、2022年終盤以降は観客数も多くなり駐車できない事態が発生していますので、出来るだけ早めに行くか後述のシャトルバスを利用するのが確実です。 なお、帰りは全員が一斉に出ることになるので渋滞します。30分から1時間もあれば出れると思います。できればスタジアム内でゆっくりしてから出た方が出やすいと思います。メインの駐車場は左折で出るとすぐに57号線、または「ゆめタウン光の森」に行けます。 バイク、自転車駐輪場がバックスタンド裏あたりにあります。無料です。国体道路側から入ってすぐ左折です。光の森シャトルバスロアッソ熊本の試合ではJR豊肥線「光の森」駅 北口前バスターミナルからシャトルバスが出ます(大人210円 子ども110円)。そのすぐ近く「ゆめタウン光の森」の駐車場に観戦目的で駐車することは現在できなくなりましたので公共交通機関でアクセスして下さい。路線バス桜町バスターミナルから「免許センター行き」に乗り「パークドーム熊本前」で降ります。運賃は片道530円です。45分ぐらいで到着するようです。試合によっては臨時バスが出る場合もあります。パーク&バスライド2023年2月、3月のロアッソ熊本の試合は熊本県の実証実験として「パーク&バスライド」が実施されます。戸島ふれあい広場に無料で駐車して無料のバスが出ます。バスは多数用意され、確実に座れるので楽です。スタジアムには10〜15分でつきます。5分〜10分間隔で発車します。事前申し込みが必要です。詳しくはJTB 熊本支店で。 https://branch.jtbbwt.com/j8797-0 JR熊本駅からのシャトルバス2023年2月、3月のロアッソ熊本の試合は熊本県の実証実験としてJR熊本駅からのシャトルバスが実施されます。事前申し込みが必要、料金1人1200円です。詳しくはJTB 熊本支店で。 https://branch.jtbbwt.com/j8797-0 アウェイサポーターのアクセス
熊本に来るアウェイサポーターの方へもご参考に。
JRの場合熊本駅から豊肥線で光の森駅へ。そこからシャトルバスです。帰りもシャトルバスを使い同様です。街中に宿泊している場合桜町バスターミナルから「免許センター行き」に乗り「パークドーム熊本前」で降ります。運賃は片道530円です。45分ぐらいで到着します。試合終了後、交通センター行きバスもあります。阿蘇くまもと空港からの場合一番早いのはタクシーになります。15分程度ですが、2000円ぐらいかかります。試合終了後のスタジアムにもタクシーが多数いますので空港へ行けます。公共交通機関で行く方法も時間はかかりますがあります。 空港→バス→JR肥後大津駅→JR光の森駅→シャトルバス 帰りも同様です。JR肥後大津駅には「やまびこ号」に乗ります(14分、280円)。そこからJRで光の森駅に向かいます(8分、220円)。シャトルバスは片道200円です。 施設
トイレ:メイン、バック共に多数。新しい施設のため綺麗。車いす用も有り。
売店:メイン側、バック側ともにコンコース内には少数あり。また、2011年よりスタジアム外に「スタグル広場」が設置され、再入場口より買いに行くことができます。アウェイゴール裏からでもメイン側にそのまま買いに行けます。 掲示板:カラー動画表示可能。2基あり。 椅子:全席が個別席。 屋根:メイン、バック共大きな屋根があり。ゴール裏無し。 駐車場:1500台+α 雨の場合
メイン側、バック側には大きな屋根がありますので前に座らない限り大丈夫です。A席でも屋根がありますので問題ありません。コンコースも屋根がありますので、いったんスタジアム内に入ってしまえば傘をたたんで雨でも問題なく快適に移動・観戦できます。
ただし駐車場・シャトルバス発着場からスタジアムまでは傘が必要です。 また、サポータ集団がいるゴール裏(B席)はホーム側・アウェイ側ともに屋根がありません。 なお、コンコースに待避すると屋根はあります。 席割り
ロアッソ熊本試合開催時(2023年)。
B席(ゴール裏)は屋根がありません。初めての方はA席がよいかと思います。 アウェイサポーターはゴール裏中心ですが、それ以外ではA席、S席のアウェイ側が多いです。 スタジアム評価
熊本人なら一度は来てみたい巨大施設といえます。
陸上競技場ですので、ピッチとの距離は離れています。しかし、客席は傾斜があるため、比較的見やすいです。臨場感という面では大津や水前寺には劣りますが、何しろたくさんの人数が入ります。また、雨でも一度入ればゴール裏以外濡れずに済む構造になっていることやバリアフリーにも対応した新しい施設であることなどは評価できます。 また、2008年シーズンから日本一のグルメスタジアムを目指しているスタジアムグルメも充実しています。 弱点は空港からのアクセスが厳しいことでしょう。熊本在住の方のアクセスは、自家用車があれば駐車場には止められるだけの量が用意されていますし、車が無くてもシャトルバスが全試合あります。ただし、1万人以上の観客が予想される試合ではかなり早く行かないと駐車できません。 |