Jリーグ応援サイト J's FAN
Timelog
ロアッソ熊本公式サイト

ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本ニュースをまとめたものです。

涙のホーム最終戦、2−0で勝利

J2第50節、ロアッソ熊本は富山と対戦、2−0で勝利しました。セレモニーではなくまさか試合中に泣かされるとは・・。語り継がれる伝説的試合になりました。

今日の最終戦、たくさんの観衆が予想されましたが、駐車場がいつもの動員時より少ないので、そこまでは入らないかな?と思っていました。しかし、バックスタンドは一杯に。ゴール裏にかけても多く入り、メインのS席もいつもより入りました。発表は16585人と今季2番目の動員となり、その結果、今季の平均動員数は6006人と目標の6千人をクリアしました。それにしてもコンコースは混雑していましたね。

試合

今日の先発は出場停止の矢野に代わりチョソンジン。そしてGKが引退を発表したコバに!あとは前節と同じ。サブには引退発表の山口武士、そして退団する河端と大志郎も入りました。

今日の試合、前半から富山がペースをつかみます。早い守備で攻撃を押さえられ、熊本はシュートまでなかなか行けません。富山の大チャンスを前半24分に止めたチョソンジンが負傷し、早くも河端がホーム最後の試合に登場します。

後半、熊本が流れをつかみだし、攻撃のリズムを作ります。後半10分、市村のシュートが相手DFに当たりこぼれたところにいた小森田が決め先制! オフサイドフラッグが最初上がりましたが、結局認められたラッキーなゴールになりました。

その後は富山の攻勢がより強まり、ピンチが続きますが、コバのナイスセーブで切り抜けます。そして後半35分には小森田に代えて山口武士をついに投入。場内が沸きます。後半37分には松岡に代えて大志郎も投入されました。

厳しい時間帯が続きましたがロスタイム。木島が突破し惜しいシーンがあった直後でした。山口武士が放った強烈なミドル! 試合を決定づけるとともに引退を最高の形で飾るゴールにスタジアムは揺れていました。



思えば武士はJFL昇格を事実上決めるバンディオンセ戦でも2点目を決め、また、J2参入に大きく近づいた八代での刈谷戦でもゴールを決めました。そして今日、最後の試合でもゴール。選手達も駆け寄り感動的なシーンでした。私も涙無しではいられませんでした。

試合終了。チームは初の3連勝を達成、ここ6試合負け無しです。

一つの時代の終わり

そしてなにかロアッソ熊本の一つの時代の終わりを感じました。その後は「ありがとうセレモニー」。引退するコバと武士、そして退団する北野監督の挨拶。それから場内一周。木島はゴール裏にユニフォームを投げ入れました。セレモニーが終わった後、戦力外で退団する選手達は残っていたゴール裏サポーター達に皆挨拶を行っていました。

これほどの感動を与えてくれたこのチームに私は感謝します。

今日でホームの試合は終わりですが、まだ試合は残っています。最終戦アウェイ・甲府戦は12月5日(土曜)12時半キックオフ。この試合はNHK熊本でも放送されます。もちろんプチスタもあります。最後までこのチームを応援したいと思います。