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ロアッソ熊本公式サイト

ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本ニュースをまとめたものです。

コンサ戦、大勝!

J2第6節、ロアッソ熊本はホームでコンサドーレ札幌と対戦、結果は4−0で快勝! 今季ホーム初勝利を上げました。正直、予想もしない結果で、熊本の良さが存分に出た試合だったと思います。内容も良く、素晴らしい試合でした。

今日の熊本は当初雨が心配されましたが、結局降らず。試合開始頃には晴れ間が出てくる天候でした。観客の出足は遅く、観客数はかなり心配でしたが次第に増えて4653人。そこそこは入ったと思いますが次は5000越えを達成したいところです。

試合

今日の試合、スタメンに新加入の原田拓を早速入れてきました。そしてGKは腰痛の小林にかえて稲田。稲田はJ公式戦初出場になりました。そしてシステムは4−4−2。2トップは木島と宇留野、中盤は左に宮崎、右に翔平、ボランチに石井で藤田がトップ下。CBは河端と矢野。左サイドバックが原田、右サイドバックは市村です。

試合開始当初からチームの出来が良いのが分かりました。いままで不安定なところがあったCBの河端と矢野が安定してプレイ。市村も果敢に攻撃参加します。河端と市村は古巣相手にやはり気合いが入っていたのではないでしょうか。攻撃陣もパスが繋がりゲームを支配。前半13分には左サイドを崩していったん中央の藤田から石井、そして右サイド市村に展開。クロスが木島に入り、相手DFをかわしてシュート。難なく決めて先制します! これは素晴らしい攻撃でした。



さらに前半27分にも華麗な攻撃で魅せます。宮崎がカウンターのロングパス。これを宇留野が受け左サイドを突破、中央の木島へ。木島はその前のチャンスで強引にいって失敗していたのですが、ここはパスを選択。右にフリーでいた翔平がシュート! これも決まって2−0とリードです!

これで札幌は気落ちしたのか試合は完全に熊本ペースに。前半35分にはなんでもないバックパスを札幌GKがミスしそのままゴールしてしまうというあり得ないプレイで3−0に。さらに気落ちした選手を一人盛り立てていたクライトンも藤田への反則で一発レッドになり退場してしまいます。

後半、開始直後には札幌も反撃に出ますが、熊本の守備は固く結局試合が落ち着き始めたところで熊本は藤田を交代させ中山を投入。その中山が後半17分には右サイドの宇留野からの早めのクロスを見事にヘッドで決め4−0に。その後も熊本は西や山下といったルーキーを投入しつつそのまま今季初の完封勝ち。これだけの大勝はもちろんJ2参入後初めて。素晴らしい試合になりました。

MVPは宇留野

ここで今日の記録をまとめておきましょう。

  • J2参入後、最多得点差勝利:4点差
  • J2参入後、最多得点タイ:4点
  • 今季ホーム初勝利
  • 今季初の無失点試合
今日はこれまで作ってきたチームの一つの形がようやくできあがってきたといえるのではないでしょうか。中盤を4人にし、そこに山本・宮崎など守備をする選手を入れることでゲームの支配がしっかり出来ていたと思います。新加入の原田拓も守備を無難にこなし、攻撃ではロングフィードを入れることで新しい攻め方が出来たと思います。今季不安定だったDF陣も今日はミスなくプレイしていましたし、GK稲田は安定感が非常にありました。

内容・結果がともなったこれだけの勝利をみせるにはもう少し時間がかかるかと思いましたが、思ったより早かったですね。次の試合・九州ダービー福岡戦も期待できるのではないかと思います。

それにしても今日のホーム完勝はようやく祝杯が挙げられる日が来た感じでよかったです。今日の夜は街中にくりだすロアッソサポーターは多いでしょうね。私もその一人です(^^)。