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ロアッソ熊本公式サイト

ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本ニュースをまとめたものです。

水戸に完敗で最下位転落

J2第25節、ロアッソ熊本はホームで水戸ホーリーホックと対戦、1−3で敗戦し最下位へ転落しました。今シーズン最悪の内容と判断する人も多いでしょう。なんとも残念な試合でした。

今日の熊本は35度近くを記録する真夏に。梅雨明けが例年より速く、サッカーにはつらい季節です。今日は開場直後あたりにスタジアムに到着したのですが、とにかく暑い。直射日光を浴びると大変なので、最初はバックスタンドに行かずにメインの日陰に一時避難。雪氷花を食べて涼んだ後、6時頃にバックスタンドに移動したのですが、やっぱり直射日光で暑かったです。ただ、試合開始頃には日が沈んできて次第に涼しくなってきました。

平日開催は2回目ですが、当然観客の出足は遅く、ほんとに試合開始直前あたりから急に増えた感じでした。今日の観客数は2985人。決して多いとは言えませんが他のJ2下位チームの平日動員を見ると、まあまあと言えるかもしれません。しかし、今季最低人数記録は更新しました。

試合

さて、試合ですが、前節のスタメンから上村、松岡が外れました。そしてCBには福王、中盤左サイドには小森田が入る布陣。小森田は負傷からようやく復帰しましたね。上村が外れているのはやはり連戦の疲れからでしょうか。

試合開始からすぐにわかったことは、とにかく運動量が無いということです。走れてません。いきなり歩いてます。当然水戸にチャンスを作られまくり、前半12分には失点。その後も一向に増える気配がない運動量にスタンドからは怒号が飛びます。まだ0−1、しかも前半なのにこういうことが起こったのは初めてではないでしょうか。それだけ観客は「ひどさ」を実感していました。

全体的にキレも無い中、木島だけは動きにキレがあるように見えました。前半42分、その木島が切れ込んでのクロスから小森田が決めて同点に。ここからチーム全体が立ち直ってくれれば・・と思ったのですが、またも前半ロスタイムに失点。河端が競り負けて入れられました。なにか見たことあるような光景ですね。

後半からギアチェンジしてくるか、と思ったのですが、あまり変わりませんでした。全体的にミスパスも多く、集中力が無い中、後半23分にはコバがペナルティエリアの外でボールをつかんでしまいFKに。いったんは防いだものの、混戦から決められ1−3に。試合自体はここでほぼ終了という感じでした。

小森田、吉井に変え、喜名、中山を入れますが、流れは変わらず。攻めなければいけないのにDFラインでボールを回して前へ進めない場面も。ひどかったですね。結局そのまま終了しました。

夏が来た

終了時のスタンドはなにか今までにない雰囲気でした。バックスタンドもいつもは選手が近づいてくるだけで拍手していたのになかなか拍手が起こらずシーンとしていましたね。ゴール裏からはやはり怒声も聞こえました。



ロッソのこういう試合を見ると、夏が来たな、というのを実感しますね。今年は早く梅雨明けしてしまったし、JFLとは違って中断期間もないので、長い夏になりそうです。

私はあまりのひどさに途中からは思わず笑ってしまいました。そんなプレイの連続でした。笑ってしまえばこんな試合でも案外楽しく見られるものです。あと、水戸サポは少なかったですがパフォーマンスも面白く、そういう意味では見所はあったかな。

徳島が引き分けたので、ロアッソ熊本は最下位に転落。13位愛媛とも勝ち点6差に。順位的には徳島との最下位争いが熾烈になりそうです。そういう意味では8/3の鹿児島決戦がかなり重要な試合になりそうですが、鹿児島はやっぱり暑いかな・・。