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ロアッソ熊本公式サイト

ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本ニュースをまとめたものです。

雨の水前寺、1−2で敗戦

J2第18節、ロアッソ熊本はホーム・水前寺競技場でアビスパ福岡と対戦、1−2で敗れました。しかし、ある程度いい試合は出来たのではないかと思います。

今日の熊本、水前寺の開場前はまだ雨は降っておらず、両サポーターの長い列が続いていました。開場後はすぐに雨が降り出した感じで、そのまま試合後まで降り続きました。これは客足に影響しないわけがないですが、それでも水前寺としてはかなりの観客数が入ったと思います。4886人。ロッソとしては水前寺最高観客数となりました。やはりアウェイ側ゴール裏にぎっしりアビスパサポーターが入ったのが大きかったと思います。全て合わせると1000人ほどいたかもしれません。そしてメインもほぼ満席、A席もメイン側はかなり埋まっていました。

試合

試合の方ですがロアッソ熊本のスタメンは上村・矢野が出場停止のため、福王がCBに入り、有村がサイドバック、そして、中盤左サイドに松岡、右サイドに吉井が入る新しい布陣になりました。序盤からこの布陣は機能し、アビスパ福岡陣内に攻め込みます。パスがかなりつながりいい攻めを見せていました。アビスパは序盤、やや動きの量が少なくチャンスを熊本が作り続けます。

そして前半9分にはCKから中山が決めて先制。試合を優位に運びます。

しかし、前半途中からは次第にアビスパも攻勢が出来るようになります。ロッソの守備陣はやはり受けに回ると弱く、危ない場面も。そして前半29分には中村北斗の高い打点のヘッドに決められ同点に。

その後は一進一退だったのですが、前半41分、ペナルティエリアのゴールライン近くでコバがやや相手選手と接触したようにも見えたシーンでまさかのPK。昨日の日本代表戦?という感じでした。これが決められ逆転されます。

後半は13分に松岡に代わって木島が入ります。両チーム攻勢を続けるいい試合になりました。ただ、最後の方は疲れたのがロッソの攻めはうまくいかず。ロスタイムにはなんとかチャンスを作って欲しかったですが、前線にボールを上げることすらできないまま終了。1−2で敗れました。

PKさえなければ・・という試合ではあったと思います。そういう意味ではいい試合を出来たと思います。ただ、最後の部分など、もっと勝敗に対し貪欲になる姿勢を選手は見せていかなければならないと思います。

水前寺での運営体制

さて、水前寺ではJ初の試合。どのような体制が取られたかを記録のために書いておきます。まず会場図でも紹介されていたように、ホーム側A席は昨年までと違う反対側から入るようになっており、アウェイサポーターとS席の観客が昨年までの入り口からはいるようになっていました。この入り口近くにテントが出てスタジアムグルメなどの売店がありましたので、A席の観客はかなり買いにくい位置にありました。売店はいつもと同じぐらいは出ていたと思いますがメインの観客含め買いにくかったのは間違いないでしょう。

なお、売店はスタジアム外側にあったため、チケットがない人でも誰でも買い物できる状態にありました(この試合では再入場が可能でした)。また、仮設トイレはその奥に結構あったように思います。

メインスタンドはアウェイ側の1ブロックがほぼアビスパサポーターに占められる状態に。メインスタンドの観客は試合終了後、スタジアムを出るのにアビスパサポーターの中を通って行かなくてはいけない状態。これではそのうち何かがあってもおかしくないと思います。浦和レッズのスタッフが見たら卒倒するような状態でした。この状態はおそらくスタジアムが改善されない限り解消しようがないでしょうから、やっぱり九州ダービーを水前寺でやるのは今後難しいと言わざるを得ません。

なお、バックスタンドはメインから見た感じですが中央付近でホーム側とアウェイ側に自然にわかれていたような感じです。つまり中央からアウェイ側半分がアビスパサポーターという状態でした。アウェイゴール裏からそのまま流れてきた感じです。ただ、ここは出口も住み分けは出来ていたように思えます。

ビッグフラッグは今回もバックスタンドで掲げられました。場所は中央からややホームよりの位置でした。歌詞は電光掲示板に表示されませんでした(電光掲示板は相変わらず一部の表示がおかしい状態でした)。

なお、水前寺での次回の試合は10/26のFC岐阜戦です(今年は2試合のみの予定)。