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ロアッソ熊本公式サイト

ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本ニュースをまとめたものです。

2-1で勝利!

J2第10節、ロアッソ熊本はホームでヴァンフォーレ甲府と対戦、2−1で勝利し今季2勝目を上げました!

今日の熊本は日差しが強く、前節のような風もなかったため、とても暑くなりました。日陰のバックスタンドでもTシャツ1枚でいい状態に。観客数はファミリーJOINデイズということもあり、開場前から並んでいる人も多かったです。ただ、その後はやや伸び悩み、結局4464人。今季の平均並みでした。もっと増やしたいところです。

試合前にはMr.ピッチ、ロアッソくん、KABのケービーなどマスコットが登場。さらにユニフォームスポンサー・練習着スポンサーの社長が続々と登場、そして蒲島県知事まで参加してのPK合戦が行われました。選手入場後は鬼武チェアマン、幸山市長、蒲島県知事による激励。とにかくVIPが多い試合です。



試合

さて、試合ですが、ロアッソ熊本のスタメンは前節と変わらず。控えでは河野に代えて宮崎を初投入です。試合開始直後から甲府は激しいプレスを前線からかけます。ロッソも「積極的な守備」をテーマに今年は中盤での支配には自信を持っていましたが、甲府はそれを上回っていました。次第に守勢に回り、一方的に攻められます。

そんな中、前半26分に相手ゴール前でのいい位置でFKをロッソが獲得。蹴るのは小森田。昨年はいいFKを見せてチームを救ってきましたが、今年は今まで不発。しかし、今日は炸裂しました! 蹴った瞬間、これはいい!と思えるボールが!。ゴールに吸い込まれ、押されていたロッソが先制します。今季、初先制です。

こうなると、ますます甲府は攻めるしかないわけで、やや前がかかり気味になります。ロッソはそれに耐えながらカウンターでチャンスを作ります。中山が相手DFをスピードで振り切り、何回か惜しいチャンスを作り出しましたが、結局は決まらず。前半は1−0とリードして折り返します。

それでも後半が心配なロッソ。案の定、後半開始早々にPKを取られてしまいます。ただ、これはやや微妙な判定でした。藤田にしっかり決められ同点。やっぱり・・な展開にスタンドも元気を失いましたが、ここからが今日は違いました。そのすぐ後に今度は矢野のヘディングで見事に勝ち越しに成功!。再びリードを奪います。

その後は前半同様、甲府が攻め、ロッソが守る展開。後半29分にチャ・ジホが2枚目のイエローで退場してしまうと、ロッソは福王を入れ、ますます守る体制に。ここからがとにかく長く感じました。何度も危ない場面がありましたがコバ中心に守りきります。疲れて足も動かない状態でしたが、最後まで守りきり2−1の勝利です!



久々の勝利で最下位脱出

正直、まさか勝てるとは思っていませんでした。甲府は激しいプレスをかけることができ、ショートパス主体のサッカー。ロッソがこれからお手本とするべきチームという感じで、実際にゲームは支配されっぱなしでした。しかし、その結果、ロッソはカウンターせざるを得なくなる形で守備意識が高まり、意図せずして「カウンター型」のサッカーになってしまいました。それがFKが入ったことにより主導権を握ることができ、勝利に繋がったと思います。

選手ではやはり山本翔平の動きが光っていました。運動量が非常に多く、最後まで走っていました。最後のチャンスを決めていれば・・というのはありますが、今日は良かったです。同じボランチの山口は前半は非常に良かったです。ただ、後半が今ひとつ。あと守備では両サイドバックが攻守ともにいい活躍でした。攻撃面では途中で代わってしまいましたが、中山が相手DFにスピードで勝っていたのが効いていました。

それにしても久々の勝利はいいものですね。最下位も脱出できましたし、これからさらに期待できそうです。