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ロアッソ熊本公式サイト

ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本ニュースをまとめたものです。

九州ダービー、歴史的勝ち点1!

J2第5節、ロアッソ熊本はアウェイでサガン鳥栖と対戦、初めての九州ダービーで勝ち点1をもぎとりました! 正直ドローも難しいかなと思っていたのですが、よくやりました。今日、参戦された方、雨の中お疲れ様でした。

今日の九州地方は朝から雨。開場15分前にはベアスタについたのですが、アウェイ側の入り口には既に長蛇の列が・・。ほぼ全てロアッソ熊本サポーター。一般駐車場から出るときには警備員が「鳥栖のサポーターはまだ来ないな」と言っているのが聞こえました(^^;。熊本サポは自家用車組も含め皆早めに来たようですね。



ベアスタは屋根があるので雨でも大丈夫、と思っていたのですが今日は雨だけではなく風もあり、しかもそれがちょうどアウェイ側ゴール裏方向に向かって吹いてきました。このため、ゴール裏は最上段でも雨がかかる状態に。やむなくポンチョを着たのですが、それでも雨と風でかなりの寒さを味わいました。そして、この風雨が試合にも影響を与えることになります・・。

熊本サポーターはゴール裏だけではなくメイン側にも大挙して押し寄せていました。だいたい200名ぐらいでしょうか。ゴール裏にも同じくらいはいたと思いますので400人ぐらいは来ていたと思います。ゴール裏は屋根のあるところに集まっていたので通路などはかなりの混雑ぶりでした。雨の中、熊本側は早々とコールを開始。雰囲気を作りました。試合前にはサガン鳥栖のマスコット・ウィントスがアウェイゴール裏にも来てくれました。ロアッソくんが間に合わず、鳥栖サポの方、すみません。

試合

さて、試合の方ですが、ロアッソ熊本はDF陣を変えてきました。センターバックに上村と河端。矢野は右サイドバックに回ります。左サイドバックには福王。事実上、センターバックタイプを4人並べた守備的布陣です。ボランチは喜名を先発で起用。関が左サイドに入り、右サイドに車、トップ下小森田、FWでは鼻を骨折した高橋がフェイスガード着用で先発、中山と2トップです。

試合開始直後から鳥栖の猛攻となります。これは鳥栖の勢いもありましたが、風雨の影響も大きかったと思います。アウェイゴール裏に吹き付ける風雨、このため試合前からこちらに攻める方がかなり有利だな、と思っていました。それにしても、鳥栖の攻撃は鋭く、出足も速く、とにかくロッソに何もさせません。これを見る限り、あまりにも鳥栖は強すぎる、勝負にならないのではないか、とさえ思いました。何とかしのいでいたのですが、前半24分についに失点。しかし、この失点は少しもったいないものでした。猛攻の中からではなく、カウンターから裏に抜けた相手FWにGK吉田がやや前に出たところを決められてしまいます。同じようなシーンがもう一度ありさらに失点かと思われたのですが、そこは河端が最後でクリアし、難を逃れます。前半は何も出来ない感じでしたが最後には小森田のFKからやや攻撃を見せ終了。

ハーフタイムにはウィントス君と仮面ライダー電王のPK対決が盛り上がりました(^^)。結果はドローでした。

さて、後半。今度は逆にロッソが風上に立ちます。鳥栖も1点入れて落ち着いてしまったのか前半のような動きが見られません。猛攻を浴びせる熊本。この時間帯に点が欲しいな、と思っていたのですが小森田のフリーからのシュートも相手GKの好セーブにあい点が入ります。中山も惜しいシュートがありました。そして、熊本のエースがここで本領発揮、高橋が福王からのクロスをヘッドでゴールに流し込みます。さすがのゴールでついに同点。ゴール裏は爆発していました!

その直後あたりからやや風雨が弱くなってきた感じがします。そして試合も互角の展開に。鳥栖の攻撃も吉田のナイスセーブなどでなんとかしのぎます。そして試合終了。最初はとてもではないが勝てない、と思った相手から見事に勝ち点1をもぎ取りました。そして、逆に勝ってもおかしくない展開まで持って行けたというのは非常に良かったと思います。試合終了後はロアッソ熊本ゴール裏は大歓声で出迎え、逆に鳥栖側はブーイングが響き渡っていました。



鳥栖相手にここまでの試合が出来るというのは、前回の惨敗から自信を取り戻した結果となったといえるでしょう。次はホーム!4/6の山形戦です。今度は晴れた中での試合を見たいですね。