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ロアッソ熊本公式サイト

ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本ニュースをまとめたものです。

ロッソ、栃木SCに勝利!

JFL後期第6節、ロッソ熊本は栃木SCに1−0で勝利!

これにより勝ち点を50の大台に乗せ、J2参入条件の4位以内確定に向け大きく前進です!

それにしても全く予想と反した試合でした。ほぼ一方的にロッソがゲームを支配しそのまま勝ちました。ここ2試合の不振を吹き飛ばす快勝でした。

今日の熊本は曇りでいつもより暑さは和らいだとはいえ、やはり30度越えし暑かったです。この状況で水前寺競技場、しかもTV中継もありということで、観客数は少なく2030人。やはり涼しい自宅でTVで、という選択をした人も多かったようですね。それでもメインスタンドはかなりの人の多さででした。バックスタンドも曇りということもありそこそこは入っていましたが、もし晴れていたらこの気温・湿度では厳しいですね。やはりこの時期はKKでのナイトゲームのみに来年からしてもらいたいです。

試合

ロッソのスタメンは先発FWに小林陽介を入れ、ボランチで喜名が負傷から復帰後初の先発。この喜名がかなり効いていたように思えます。吉井と共に豊富な運動量で中盤の主導権を取り続けました。小林陽介も前線からのチョイス、裏への飛び出し、と運動量を見せていました。ロッソはいままでの数試合が嘘のように高い運動量で相手を圧倒します。

一方の栃木は上野・小原が先発FW、米田ももちろん登場。米田はやはりいいプレイをするな、と思いましたが、いかんせん周りとまだ連携が取れていない面も見られました。それは栃木全体に言えることで、どうもパスが繋がりません。カウンター狙いということは見て取れるのでボールがロッソに支配されているのは仕方ないにしても、肝心のカウンターも前線まで上手く繋がらない状態でした。

ロッソはボールを保持し、サイドからの攻めを見せ、実際ある程度崩せていたと思いますが、なかなか決め切れません。このあたり、栃木のディフェンスはさすがでした。前節まで失点最小ということで、最後の最後での踏ん張りがありました。

前半はロッソが攻めても決まらず0−0、後半も同様の展開で、このまま0−0で終わってしまうのではないかと思ったのですが、やはりここまでチャンスが続くといつかは決まります。後半38分に吉井のヘッドが決まりついにロッソがリード!スタジアムは歓喜に包まれます。



その後はものすごい大声援で後押し。ロッソもソニー仙台戦のときには今ひとつ意思統一が取れていなかった「攻めるか・守るか」という面で確実に守るんだという意思統一がしっかりと出来ていました。確実に時間を消費し試合終了。とても大きな試合に勝利しました。

勝ち点差が残り試合以上に

ロッソは結果だけはなく内容も評価できると思います。これだけ動ければ、これからもなんとかなるはず。そして喜名の復帰は大きいと感じました。これからロッソの中盤を再び支えてくれると思います。DF面でも久々にゼロに押さえたのは大きいですね。ほとんど危ない場面がない試合でした。

ロッソは勝ち点を50に伸ばすことで、5位との差が勝ち点11以上になることは確実です。これは大きな意味を持ちます。残り試合数11試合と勝ち点差が並ぶのです。通常は残り試合数と同じ勝ち点差がつくと逆転は難しいと言われます。そのラインにようやく到達しました。数字上も4位以内がしっかり見えた試合になりました。