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ロアッソ熊本公式サイト

ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本日記をまとめたものです。

審判に泣いた試合

ロッソはFC岐阜と対戦、0-1で敗戦し、3位に後退しました。

うーん、いろいろな意味でひどい試合でした。
正直な感想は「あの笛では勝てない」ということ。前半途中からすでにメインスタンドから審判に怒声、罵声が浴びせられていました。池谷監督も珍しく何回も審判に抗議。終了時に退出するときにもメインスタンドから審判へ怒声が浴びせられ、池谷監督の抗議に係員に守られ退場、という状態。とにかく岐阜のフリーキックばかりでこちらはなし。小森田のFKを楽しみに来た方も多いと思いますが、1本もありませんでした。失点もファールを取られてFKからCKで入れられたものです。

私はメインスタンドにいたのでメインの状況しか知りませんが、メインでこれならゴール裏はもっとすごかったのかもしれません。このような状況はロッソの試合では見たことがありません。私自身、前半途中で「あ、この審判では今日は勝てないな」と思ってテンション下がってしまいました。試合を純粋に楽しみたかったのですが・・。おそらく審判は満員の観客に影響されたホームタウンディシジョンを避けようとあえてホームに不利な判定をしていたか、スタンドの罵声に意地になっていたのでしょう。

とはいえ、たとえ審判の笛が公平でも今日のロッソでは勝つことは難しかったでしょう。とにかくミスが多く、パスはほとんどつながらず。攻撃が形をなしていませんでした。守備では相手に裏を突かれるのは仕方ないとしても、自分のミスで大チャンスを与えることも多く、岐阜の攻撃が鋭かったら何失点していたか分かりません。

試合

岐阜の方も調子は今ひとつだと思いますが、自分のサッカーをしていました。守備を固めてジョルジーニョ中心のカウンター。これは効いていたと思いますが、詰めが甘く、攻撃の怖さは横河やジェフほど無かったです。ただ、ロッソの攻撃があまりにも形になっていなかったこともあり、岐阜の守備は盤石でした。今日のロッソでは点は取れないでしょう。

しかし、ある意味ロッソのこの状況は予想通りともいえます。というのは、前回4連勝したとき、最後の勝利ではあまりいい試合とは言えませんでした。そこから連敗。今回も5連勝ですが、横河戦はなんとか勝った状態と言え、ロッソのコンディションはかなり下がってきているのではないか、と思えました。そのままでは勝てないと思っていましたがその通りでした。

状態が悪いこの状況は前回の例から行けば1,2試合は続きそうな気配です。次のYKK AP戦、そしてその後の佐川急便SC戦、とかなりの苦戦が続くと予想されます。しかも、次のYKK AP戦は小森田、上村がイエロー累積で出られません。

今日の結果は前期12節で3敗目。これでわかることはロッソは確かにある程度の強さはあるが、JFLをダントツで制し4位以内を余裕で決める、というほどの強さはない、ということです。おそらく4位以内を決めるにしろ、最後の最後までもつれそうです。最終戦、12/2の予定は必ず空けておきましょう。

JFL第12節

栃木SC vs 佐川急便SCの注目の一戦は首位佐川が1−0で勝利。これにより佐川は勝ち点を31にのばしています。アローズ北陸 vs Honda FC はHonda FCが2−1で勝利。Honda FCが強さを取り戻してきています。これによりHondaはアローズと並んで勝ち点19で暫定6位に浮上です。

横河武蔵野FCがYKK APに2-0で勝利。これにより勝ち点21で4位グループが3チーム並びました。その下にHonda、アローズが2点差。その下の2点差にジェフリザーブズとTDK。下位との試合を多く残すジェフリザーブズがこれから上がってくるかもしれません。

3位ロッソと4位グループの差は勝ち点6。しかし、ロッソは前期の残り5試合中3試合上位との戦いを残しており、ほぼ上位との戦いを終えた栃木、横河武蔵野、アローズあたりは間をかなり詰めてくるでしょう。前期終わった段階で3位は死守したいところ。YKK APはちょっと苦しいか。佐川も残り全て上位ですが、勝ってくるのではないかと予想します。Honda FCは不気味ではありますが、前期の残り試合を全て勝っても3位ぐらいしか届かないでしょう。ただ、後期を考えると怖い存在です。