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ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本日記をまとめたものです。
すごい雨
JFL前期第七節、ロッソ熊本はアルテ高崎とホームで対戦、1-0で勝利しました!
今日の熊本は朝から雨。特に試合中は豪雨でした。しかも水前寺競技場。屋根はメインしかなく、今年からA席のチケットでは入れません。さらに先週放送された鳥取戦敗戦の影響もあってか、観客は少ないだろうなと思いましたが、予想よりは入ったように見えました。メインスタンドは脇の方ぐらいしか空いていない状況だったのですが、結局発表は1559人。これはロッソのリーグ公式戦ではKyuリーグ時代も含め最低人数です。ただ、この雨を見てしまうとそれでもよく入ったな、と思えるほどでした。 試合前、注目の監督紹介のときですが、アルデラスはブーイングを行いました。ただメインスタンドは選手同様の拍手でブーイングはそれほど聞こえていなかったです。メインの反応は良くも悪くも薄かったですね。しかし、スタッフはかなり過敏に反応していた気がします。 試合
試合ですが、ロッソは先発に河野を起用。右サイドのMFに入りました。今日もFWは小林陽介と高橋です。試合開始直後は一進一退。しかし、ロッソがやはり押し込む展開になり、アルテはカウンターに。ただ、どちらかといえばアルテの方が決定的チャンスはつかんでいました。ロッソはボール保持するもののなかなか決定的なチャンスは作れず。前半は鳥取戦のようなペースで進みます。この段階では今日も期待できないな、という感じでした。
とはいえ、選手に公平を期すなら雨の影響も忘れてはいけません。前半から豪雨になり、メインスタンドでさえも階段の上から滝のように雨が流れてきてベンチ下に置いた荷物は濡れてしまう状況でした。ピッチも次第に悪くなっていましたし、滑る選手も出ていました。 後半は河野に変えて西森を投入。これが当たりました。がむしゃらに突破する西森にアルテの右サイドが破られチャンスが出来始めます。そして、後半7分、これも西森がからんだチャンスだったと思いますが、ピッチ中央付近で相手のファール、フリーキックに。前半はFKもCKも河野が蹴っていました。悪くはなかったと思いますが、迫力にも欠けました。後半は河野が外れたので、ここは誰が蹴るんだろ、と思ったら高橋が位置に着きます。ゴールまではかなり距離がありましたし、直接狙う、というよりはキーパーが弾くのを狙って蹴るという感じかな、と思ってみていたのですが、なんと豪快にゴール右隅にそのまま突き刺します。いやはやキャノン砲という感じのすごいゴールでした。 これでスタンドは大歓声、盛り上がります。水前寺は小さいですが屋根で歓声が跳ね返ることでとても大きな盛り上がりを生んでいました。久々に感じる一体感でしたね。チームも押せ押せに。今度は相手の左サイドの裏に再三スペースが出来てどんどんロッソの選手が攻め上がります。ゴールかな、と思われるシーンもあったのですが、ファールでの取り消しもあり、結局決め切れません。しかし、前半と違って決定的チャンスの連発にスタンドは盛り上がりました。 とはいえ、危ない場面がなかったわけではありません。ジェフ戦、鳥取戦を思わせるような、カウンターからの危ないシーンもありました。ここは雨に救われたと言えるのか、アルテは大きなチャンスを2回ほど逃しました。これには助けられました。 40分過ぎからは攻め上がろうとする選手を池谷監督は上がらないように止めていました。ここはとにかく勝ち点3、ということだったと思います(スタンドからは攻めろの声も出ていましたが)。結局、守りきって1−0で勝利です! まだまだチームに課題があることは確かです。しかし、今日は勝利を祝いたいと思います。 JFL第七節
上位陣では、横河武蔵野FC、FC岐阜が勝利、佐川急便SC、YKK AP、栃木SCとアローズ北陸が引き分け、そして、Honda FCがFC刈谷にまさかの1-3で敗戦です。
ロッソは下位チームに既に2敗し、痛いスタートとなっていますが、他の強豪チームも順調なチームは少ないようです。8強以外のチームに落とした勝ち点を見てみると 岐阜:0 栃木:2 アローズ:4 横河武蔵野:4 佐川:5 ロッソ:6 YKK:7 Honda:8 となっています。 やはりHonda FCの不調には驚かされますが、それだけではなくYKKや佐川も意外に落としています。栃木・岐阜の準加盟2チームは極めて好調ですが、それ以外は混戦になってきていると言っていいでしょう。 ちなみに昨年のロッソが前期に8強以外で落とした勝ち点は9。ソニー仙台に敗れ、流経大、佐川印刷、鳥取と引き分けの4試合です。今年のロッソはあと3だけ余裕がありますが、下位との試合は後3試合あります。 ロッソは次節、ソニー仙台戦を終えると5/3のアローズ北陸戦から始まる8強(ロッソ以外の7強)との連戦に突入します。ここでの戦いでどの程度上位陣に入っていけるかが決まってしまうでしょう。昨年前期、上位との戦いは4勝2敗1分けでした。これで前期4位です。今年はこれよりもいい成績を残せるでしょうか。 |