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ここの記事は原則 skoharaのロッソ熊本日記をまとめたものです。
最悪の試合
ロッソ熊本はJFL第5節をホームでジェフリザーブズと戦い0-1で敗戦しました。
うーん、正直なところ最悪の試合だったというのが感想です。 まず結果以前に内容が面白くない。途中までロッソのパスはつながらず、目立ったチャンスも少ない。しかも、それはロッソだけではなくジェフリザーブズも一緒。お互い、なんだかなあという内容。 後半、小林陽介が入ってからリズムを作りPKをゲット。一回目で失敗するもやり直し。このとき、私は周りをよく見ていたので相手選手が入っていたのはすぐ分かりました。あ、止められてもやり直しだな、と思ったら本当に止められたのでびっくりだったのですが、ちゃんとやり直しになって良かったです。が、その後も外してしまい、0-0のまま。ただ、このとき1点取ってしまったらこのままグダグダのまま終わるだろうから、より攻撃的なロッソを見たい、という意味では逆に良かったとも思えたぐらいです。 しかし、その後も大して攻撃は噛み合わず。相手も同様で0-0が濃厚かと思った終了間際に失点し万事休す。内容も無く結果も無い試合になってしまいました。 もちろん、上村、関、有村といった主力が出ていない状態だったので、これがロッソの真の力とは言えないかもしれません。しかし、相手も強豪ではありません。優勝を狙うチームなら少しの主力が欠けたぐらいでこういう試合はしないはず。今シーズンも厳しいなあ・・というのが現実なのでしょうか。 他の上位チームは全て勝ったようでロッソは4位に後退。今年は「4位以内」のその4位です。もちろん順位を言うのはまだ早いですが、今日の状態を見る限り、次節の鳥取戦は正念場だな、と思えます。 観客数も2901人。天候は晴れ、気温もそこそこなのに寂しいスタンドでした。たとえ4位以内に入っても平均3000人行かないなら基準を満たせません。どちらの意味でも今日は失格でした。 鬼軍曹不在の影響
多少、ポジティブに考えてみます。昨日の試合誰が悪かったと言うよりも、全体的に覇気が無く、運動量が少なかったと思います。うるさい人がいないから今日はそんなに走らなくていいや、的な感じがなかったでしょうか。そう、ピッチ上の鬼軍曹の不在がやはり影響したのではないでしょうか。
もちろん、プロがそんなことではいけないとは言えますが、例えば98年フランスワールドカップでのブラジル代表でも同様のことがありました。あまりにも口うるさいドゥンガに切れる他の選手。それに対し、ドゥンガはじゃあ、黙っているからやってみろ、といって迎えたノルウェー戦。それまで圧倒的強さだったブラジルは嘘のように完敗。選手一同はドゥンガに今までのように言ってくれ、と頼んだ、というエピソードがあります。それからはチームもまとまり、この大会、ブラジルは決勝まで勝ち残りました。 きっと昨日の試合はブラジル代表のノルウェー戦だったのだ、と思うことにします。とりあえず、ピッチ上の鬼軍曹は口うるさいかもしれませんがやはり必要だと言うことを認識した選手も多いのでは。鳥取戦には期待しましょう。 JFL、5試合を終えて
JFLも5試合終わり、各チームの強さが見えてきましたが、結局昨年とあまり変わらない感じがします。
昨年は8強でしたが、佐川が合併し7強に。しかし岐阜が上がってきたことで結局8強のまま。アローズ、横河は弱体化がささやかれましたが、今のところは昨年並みの強さと言っていいでしょう。8強の中での強弱はまだ分からないところですが、この中から4強が決まってくると思います。 今のところ安定感があるのは、岐阜、栃木、佐川、Hondaでしょうか。YKKは守備面で少し不安がありそうですが、しっかり勝っているのはさすがです。ロッソはこの5強に食い込めるかどうかぐらいだと思います。昨年と同じぐらいの強さですね。 下位の方では鳥取が結局強くなれず、今年も昨年並みの成績になってしまうのでしょうか。中位どころにはジェフリザーブズやTDKが入ってきそうです。流経大は今は好調ですが大学リーグが始まるとどうなるか。三菱水島は昨年より強そう。心配なのはFC琉球ですね。しかし、全体的には自動降格による危機感からか、昨年より上位・下位の差は縮まったような気がします。 前期は残り12試合。上位が直接当たり出すのが第8節あたりから。上位といえどもそこまでにある程度勝ち点を稼いでおかないとあっという間に下位転落もありえそうです。 |