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ロッソ熊本は以下の難関を突破してJFL昇格を果たしましたが、過去の記録として以下の記事を残しておきたいと思います。
最大の関門、JFLへの道
このページではJFLへの道を検証します。
私自身はJリーグに上がるよりもJFLに上がるのが一番難しいと思っています。それは、そのシステムに原因があります。 JFLへの道
では、ここでJFLへの昇格方法を確認しておきましょう。
1.Kyuリーグで2位以内 2005/08/07に2位以内を確定しました。 2.全国地域リーグ決勝大会で原則2位以内 このうち、全国地域リーグ決勝大会は一次ラウンドと決勝ラウンドに分かれます。 2−a.一次ラウンド(3or4チーム)で1位 2−b.決勝ラウンド(4チーム)で原則2位以内 まずはKyuリーグ全国地域リーグ決勝大会 1次ラウンド
Kyuリーグ2位以内で進む全国地域リーグ決勝大会 1次ラウンドがおそらく最大の難関になると思われます。この一次ラウンドは、13チームが4組3チームに別れその3チームでのリーグ戦で一位になる必要があります(4チームになる場合もあり)。
この3チームとは、他の地域リーグで同じように1位や2位になってきた強豪です。これらと勝負し1位になるのはただでさえ容易ではない上に、一試合ずつの一発勝負であり、何が起こるかわかりません。どんなに実力があっても一試合負けるだけで絶望的になるこのラウンドは勝ち上がるのは極めて困難です。事実、かつてKyuリーグを圧倒的強さで制覇した沖縄かりゆしFCもこの一次ラウンドで敗退、という結果でJFL昇格を逃しています。 しかし、2005年は熊本で一次ラウンドが行われたことにより、ロッソは熊本・大津で戦えました。サポーターの大声援が力になりました。 全国地域リーグ決勝大会 1次ラウンド 11/25〜27(熊本) 日程 11/25(金曜) 13時15分:ロッソ熊本vsファジアーノ岡山 11/26(土曜) 13時15分:ロッソ熊本vsグルージャ盛岡 11/27(日曜) 13時15分:ファジアーノ岡山vsグルージャ盛岡 ロッソの試合は両試合とも大津運動公園球技場。入場無料。 結果 ロッソは2連勝し、決勝ラウンド進出を決めました! 全国地域リーグ決勝大会 決勝ラウンド
全国地域リーグ決勝大会 決勝ラウンドは、一次ラウンドで一位になった4チームでのリーグ戦です。このリーグ戦で何位になればJFLに昇格できるかはJFLの状況で変わってきます。すなわち、以下のようになります。
つまり、最低でも2チームあがれますが、JFLからJ2への参入チームがあればその分枠が増えます。仮にJ2に2チーム参入の場合、ロッソが決勝ラウンドに進出した時点で(つまり一次ラウンド一位になった時点で)JFLへの昇格が決定するわけです。 では、JFLからJ2に参入するチームがあるのかどうかですが、10/18のJリーグ理事会で愛媛FCが原則2位以内であればJリーグへの加盟を認めることを承認しました。愛媛FCは成績も好調なので、このまま行けばJ加盟が有力です。→追記:11/27に愛媛FCは2位以内を決めました。これにより決勝ラウンドの昇格枠は3です なお、決勝ラウンドは岡山で行われました。 全国地域リーグ決勝大会 決勝ラウンド 12/2〜12/4(岡山) 結果:3位でJFL昇格を決めました!。 |